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インドの魅力がわかる一冊

インドに旅行したような気分になれる美しい写真満載のガイドブックです

インド建築案内2001
おそらくインド建築の決定版「インド建築案内」神谷武夫 著・写真

著者が20年にわたる(出版された1996年時点)旅行、取材によって編集されています
単に建物案内ではなく、歴史、文化に触れ、解説も詳しい学術書でもあります
他のガイドブックでは取り上げられていない地域の旅の情報も載っています
おまけに著者が実際に訪れての魅力度が星マークで示されているのもユニークです

持ち歩くには重いので、旅行前にぜひチェックしたい一冊です

(´∀`*)


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多様な家族像を考える

老々介護から起こる事件、子どもへの虐待などのニュースをここ数年よく耳にします

卵の緒2001
表題作と同じく新しい家族像を描く「7's blood」を含む「卵の緒」瀬尾まいこ

シングルマザー、シングルファーザー、同性婚、友だち同士のシェアハウス、・・・
現代は家族の形態はさまざま、もはや血のつながっていない家族もありえます
自分が過ごしてきた家族が普通だと思っていましたが、普通とは?考えさせられます
家族の形態にとらわれない暮らしの方が幸せと言える場合もあります

希望があり、やさしい気持ちにさせてくれる小説に住まいの設計のヒントもあります

(´∀`*)


娯楽小説で不登校を考える

学校でのいじめ、教師の不適切な対応など現代の子どもは問題を多く抱えています

かがみの孤城1912
中学生の不登校を描くファンタジー小説「かがみの孤城」辻村深月

家族や友人、先生に悩みを抱える不登校になった少年少女の物語です
家の鏡を通って移動した世界で新たな仲間に出会い願いを叶える鍵を探します
いろんな箇所に伏線が張られていて最後に謎が解け、ちょっとホロっとさせられます
大人には知ることができない、彼ら彼女らが抱える心の機微を描きます

エンターテインメント小説の形を借りて、現代社会の問題を描いています

(´pωq`)


死を飲み込むインドの川底の白日夢

インド、ガンジス川は死者を葬る聖なる川として、日常と死が隣り合わせています

百年泥1911
「百年泥」石井遊佳/南インドで日本語教師の女性が出遭う不思議な物語です

百年に一度の洪水に見舞われた後の泥の周りで各地から多くの人が集まります
赴任早々インドの言葉が分からないはずなのに彼らの言っていることが理解できます
泥の中から、昔の友人や恋人、故人、さまざまな記憶が時間を超えて掘り返されます
一世紀いろんなものをため込んだ川の底から泥の異臭とともに現在に現れ出ます

死が日常の一部のインドの風土の中でなら起きてもおかしくない白日夢です

( ̄^ ̄の)ゞ


アート作品をいろんな人の手でつくり上げる

京都府立京都学・歴彩館のホールに何やら楽し気な小屋が展示されています

モザイクタイル展1910 モザイクの小屋部分1910
秘密基地のようで、よく見ると、小屋もベンチもモザイクタイルで飾られています

造形作家・外村まゆみさんと京都府立盲学校の生徒さん、ボランティアの制作です
色鮮やかなモザイクタイルは、色の微妙な違い、独特の触感をもっています
部分部分見ていくと、うまくつくってるな~って感心します
ワークショップを通じて子どもから大人までが作品作りに参加しているのがいいです

小屋の内部に入ってみると外とは一味違った海の世界を体験できます

.゚+.(・∀・)゚+.


見えないところから見えてくるもの

解体されたからこそ、民家の軸組みの中に大工さんの職人技を見ることができます

Lixilギャラリーものいう仕口1910
LIXILギャラリー大阪で開催中の「ものいう仕口 白山麓で集めた民家のかけら」展です

建築家・瀧下嘉弘さんが民家の移築や保存を通じて収集した木のかけらです
かけらといっても、柱と梁を木の性質を生かして穴を掘って組む仕口の木片です
組み上がってしまえば見えることなく、解体されるまではその仕組みは分かりません
昔の大工さんは見えないところに芸術的ともいえる精密な仕事をされています

木の仕事に対する愛情、職人魂を感じ、かけらというより美術彫刻を見るようです

o(^▽^)o


警察人情物語

多くの時代小説を書かれている山本周五郎には珍しい警察事件ものです

寝ぼけ署長1910
「寝ぼけ署長」山本周五郎/発表当初は覆面作家として作者名は伏せていたらしい

主人公の署長は、周囲には呑気で無能に思わせながら事件を解決していきます
特に貧乏長屋に住む人に寄り添い、彼らからは愛されていました
単なる探偵もの、謎解きではなく、全ての山本作品に流れる人情味があふれています
山本作品を映画化している黒澤明が撮ってたら署長はやっぱり三船敏郎かなあ

山本周五郎にしか書けない警察ものにやさしい気持ちになれます

(○・_ゝ・○)ノ


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Author:motoyuki majima
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