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経験の重み

最近、夢枕獏の「神々の山嶺」を読みました
ヒマラヤに取り憑かれた登山家について書かれたミステリー仕立ての冒険小説です
単なる冒険物でなく、生きることについての哲学的な面も含んでいます

夢枕獏はあとがきで、「たちまちストーリーの核は出来上がった」が「二十代の半ば―ぼくはまだ力不足であり、ヒマラヤでの体験が、当時はまだ一度しかなかったから」書けずにいて、「結局思いついてから書きあがるまでに、二十年以上もかかってしまった」「足かけ四年、千七百枚」になったと述べています

物語の中では、実体験なしには語れない過酷な冬山の状況が詳しく書かれています
そして、山に捧げる生き方を選んだ男の心情がうまく表現されています
二十年の歳月が、経験が、物語に重みを与えたようです

自分の設計活動に照らし合わせて考えることのあった一冊でした

神々の山嶺0912



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