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小説の世界が過去になる

江戸川乱歩(1894(明治27)年-1965(昭和40)年)は大阪・守口市に住んでいました

江戸川乱歩傑作選1406
「江戸川乱歩傑作選」 江戸川乱歩の初期短編集/薄暗い裏路地に乱歩の世界を感じます

処女作「二銭銅貨」や「屋根裏の散歩者」、「D坂の殺人事件」などはこの地で書かれました
格子、屋根裏、下宿屋、食堂の土間、路地など日本家屋が重要なトリックに登場します
守口での住まいはビルに建て替わり周囲も当時の面影は感じられません
昔ながらの家も少なくなり町は明るく暗い影の部分もなくなってきました

マンションで生まれ育った世代には乱歩の世界はもはやずいぶん昔になっています


カマキリの目

うちのベランダにカマキリのちびちゃんが遊びに来ていました

カマキリ1406
声をかけると驚いて立ち止まってこっちを見てポーズ

虫界ではカマを振り回してちょっと乱暴モノそうなカマキリです
でも虫の目で見てみると意外とかわいいものです

近寄って目の高さを相手に合わせれば見えなかったものが発見できます


過ぎ去った童話な時間

現代の社会で仕事に追われているとゆっくり過ごせる時間がもてないことが多いです

魔の山1406
トーマス・マン「魔の山」/1913-1924、11年で書き上げた長編 新潮文庫で約1500ページ

大きな転回点によりそれ以前のことがむかしの物語、童話になるという「まえおき」で始まる
主人公は下界と隔絶された山のサナトリウムでゆっくりと時を過ごし時間の感覚を失います
療養所で出会う自分とは違う国の人に思想や恋愛の影響を受け次第に成長していきます
大転回点である第1次大戦が勃発し7年ぶりに現実の社会に下って出兵し戦場で倒れます

ストレスの多い社会で倒れる前にゆったり考えれる時間をもちたいものです


地元の製品再利用

京都伏見・御香宮神社の拝殿では防火用に雨水利用されています

御香宮防火水桶1406
屋根から落ちる雨水を樋を伝って大きな木製の桶で受けています

脇には木の桶が積み上げられていて時代劇で見るようでなかなか味があります
近寄ってみてみたら「月桂冠」の文字が彫られています
御香宮防火水桶②1406
お酒屋さんで使っている樽です・・・こちらもエコ

いかにも酒どころ伏見らしい


枯山水で考える

塀に囲われた空間に配された巨石と渦が描かれた白砂によって小宇宙が生まれる枯山水

東福寺方丈南庭1406
東福寺の枯山水の南庭を眺め物考える訪問者も庭の一部になりうる

解説によると中国の思想を形にしたものとされ石の配置や築山などに意味があります
そうした物語を知らずとも観る人によって自由な解釈ができます
それぞれの思いに任せ鑑賞の仕方に正解はありません

それは心に訴える抽象画に似ています


自然界にない造形

東福寺の方丈(僧侶の住居)の庭は作庭家・重森三玲(1896-1975)の手によるものです

東福寺方丈北庭1406
昭和14(1939)年に完成した東西南北ある四つの庭のひとつ北庭

市松模様に張られた敷石とスギゴケが丸く刈られたサツキの木と対比します
自然の山野を模すことが多い日本の造園から見ればアバンギャルドです
自然界に存在しない直線・円の幾何学模様が自然の草木とぶつかり新たな造形を生みます
ヨーロッパの幾何学模様の庭園とも違い日本人特有の繊細さを感じます

75年経った今に見ても現代アートを見るかのように引き込まれます


巨大木造建築

東本願寺御影堂は木造の建築では世界最大級です

東本願寺御影堂1406
そのスケールの大きさはお堂にいる人の大きさと比べてみると歴然です

一人では抱え込めない柱に支えられた堂内は927畳敷きの大空間で奥に入ると少々薄暗い
しかし外との仕切りは障子なので開け放てば縁側に続き風が通り抜け開放感があります
西洋の石造りの大聖堂は閉鎖的で中に入ると高い天井上部の窓からの光を感じます

風土がつくる東西の宗教建築の違いを改めて感じます


家でゆったりリラックスしたい

住宅設備メーカーのショールームへMさんご夫妻と見学に行きました

ジェットバス1406
浴室の展示ではボタンを押して機能、作動具合を体験します

省エネ、節水、照明などの設備、掃除しやすい仕上げ材料は日々進化しています
酸素の泡やジェットバスなどは身体や肌にやさしく考えられたものです
お風呂はご主人が仕事の疲れを癒すのに長い時間過ごすためこだわりをもたれています
その要望に答える設備が見つかった模様です

これではさらに長湯になりそうですね


木陰を求めて

大阪市中央公会堂前の広場で休憩しようと場所を探しているご婦人の会話が耳に入りました

大阪親水公園1406
日差しの強い昼下がりのこと 「日陰がないわねえ、帰りましょ」 と去っていかれました

川が近くに感じられ開放的で気持ちよくイベントにも使われる広場です
セメント系の硬い床の上をスケートボードを走らせる少年たちが集まっています
反面床の照り返しが強く陰をつくる木のない炎天下の階段に座っての休憩はちょっとつらい
使い方や防災、防犯、維持管理などいろんな要素が空地のデザインを決めます

水際の一部だけでも土の地面、風が抜ける木の間をゆっくり散歩できればと感じます


のんびり甲羅干し

京都市内は気温34度を超える日が続きます

甲羅干し1406
京都御苑内にある池では亀たちが乗っかったり仲よさそうに甲羅干しを楽しんでいます

わたしたちは海水浴などで太陽の下こんがり肌を焼くのに甲羅干しします
本家亀の場合はちょっと違います
変温動物ゆえに太陽の熱に当たって体内の温度の調節をしています
それにしても汗をかかない亀の姿を見てると気持ちよさそうだな

6月にして早や海が恋しくなります


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