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縁側から眺める桜の木

土居町のゲストハウスの庭に植栽工事が行われています

InoGH植栽1602
ゲストハウスの建物が完成して前面の庭の造園工事です

ゲストハウスは庭に面して広い開口部を設けています
地盤が約70cm低い庭に向かって縁側がせり出し庭との一体感をつくります
今が移植の時期に適しているということでお施主さんの選ばれたしだれ桜を移植しています

春には根付いた桜が美しい花を咲かせて部屋から楽しめることでしょう


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真実を伝える メディア・報道の役割

大阪MBSラジオの報道番組「たね蒔きジャーナル」で反原発の 小出裕章さん を知りました

ラジオは真実を報道できるか1602
「ラジオは真実を報道できるか」(2015) ラジオフォーラムは市民の寄付によるラジオ番組

「たね蒔きジャーナル」は大手メディアや政府が伝えない問題を扱うものの2012年9月終了
後継番組「ラジオフォーラム」が2013年1月誕生し小出さんも引き継き出演されています
昨年末たまたまラジオからの小出さんの声にこの番組を知りましたが3月末で終了とのこと
現在福島の検証もないまま、川内原発に続いて高浜原発が国が安全と認め再稼動しました

市民にとって真実を知るため中立な立場の良質なメディア、報道番組が必要です

ラジオフォーラム:KBS京都ラジオ【日曜】 24:00~25:00


現場で原寸で担当職人さんと打合せ

土居町のリフォームは階段の手すりの打合せをしました

Ino階段手すり打合せ1602
支柱は鉄製のため金物屋さん、大工さん、監督さんと現場で打合せです

支柱はしっかりとしてかつ見た目に細くするため鉄でつくります
木造部分と接合させるのにいかにぐらつかないようにするかなど納まりを検討します
留め方や材寸、割付けなどを確認し現場寸法を採ってもらいます

図面だけでは伝わらない部分や疑問点を現場で原寸で確認すると間違いは起こりにくいです


木造チンチン電車

京都・烏丸五条を上がったオフィスビルに日本最初の電車が保存・展示されています

北阪ビルディング京都市電1602
1895(明治28)年、日本初の鉄道ができた当時からの車輌(狭軌Ⅰ型という型式らしい)

1961(昭和36)年、京都駅前~北野間の狭軌路線が廃止されるまで走っていた電車です
ビルに入って近寄ることもでき、よく見ると内装、窓はもちろん車体自体が木でできています
木の国とはいえメンテナンス次第で明治から大正、昭和まで走っていたとは立派なものです
鉄とは違う木のもつやさしさに単に移動するための道具ではないあたたかさを感じます

最近JRで木質のインテリアの豪華列車が人気を集めていますがその原点をここに見ました


琳派を甘く立体で表現する

昨年から琳派400年を記念した催し物が京都で行われています

京菓子資料館1602
京菓子資料館のポスターの尾形光琳・紅白梅図屏風絵をよく見ると立体です

和菓子というと上新粉に餡子や色粉を混ぜて果物や植物に似せたものを思い浮かべます
季節感をもって見て楽しむ日本料理の精神が和菓子にも生かされています
砂糖など菓子に用いる材料で花鳥風月を表現したものを糖芸菓子というらしい
今回展示の菓子は食べるものではなく鑑賞するもので和菓子職人の技を見せてくれます

光琳や抱一の絵が立体的に和菓子で表現されているのがユニークです


かつての敵は今は隣人 源平咲き

まだまだ寒い毎日ですが春の訪れを感じることもあります

菅原院天満宮神社源平咲き梅1602
京都御苑前にある菅原院天満宮神社では梅がちらほら

1本の木に紅白の花が咲いています
源氏と平家の旗の色にちなんで源平咲きと言われています

ここでは仲良く咲いてて紅白とはなんともおめでたい!


舞妓はんに出会える町

さすが京都、ホームにも舞妓はんがいっぱい、こんなラッキーな風景に出会うことも・・・

京阪舞妓ポスター1602
これ、京阪電車のポスターです

団体さんではないけれど祇園辺りで時々見かけます
先日、四条通から建仁寺へ抜ける花見小路通を歩くとずいぶん雰囲気が変っていました
石畳で整備された花街が遅い時間にもかかわらず海外からの観光客で渋滞していました

ようおこしやす


新旧が入り混じる風景

プサンは以前訪れた8年前より30~50階建ての高層ビルがさらに多くなった気がします

プサンソミョン1602
西面ソミョンにある昔ながらの農協市場と高層マンション群

プサンのマンションは下から同じ形でコンクリートを打って1層づつ積み上げていきます
どの建物も同じ表情で高層のため日本のようにバルコニーがなく生活感が見えません
高い建物が建つ中にでも下町の風情が残っていると人の営みが見えてなんだかほっとします
スーパーマーケットが市場のために週2回休業したおかげで市場は盛り返しているらしい

共存共栄してミックスされていって単調でない魅力的な面白い町が出来上がります

今のプサンの様子は → こちらのページへクリック


戦争を伝える世界唯一の国連の墓地

地元の人の案内でプサンにある世界唯一の国連の墓地、在韓国連記念公園を訪れました

在韓国連記念公園③1602
朝鮮戦争(1950.6.25~1953.7.27)での国連軍の戦没者、21カ国約2,200名の墓地です

追慕名碑には戦死した40,000人あまりの国連軍戦没将兵全員の名が刻まれています
一人ひとりの刻まれた名にこれほど多くの人が実際に生きていて戦死したことを想います

国連墓地は憩いの場として観光名所として、そして戦争を伝える教育の場となっています

・在韓国連記念公園:釜山市南区大淵4洞779番地


名こそ惜しけれの精神

司馬遼太郎の「この国のかたち」から日本人について考える番組を観ました

夕焼け1602
信頼されるべき職につく人の不祥事が続き天候も不順で真冬の寒さです

司馬さんは日本人の倫理観について困っている人を見過ごせない坂東武士に注目します
彼らの根底は「名こそ惜しけれ」(名を汚すような恥ずかしいことをするな)という精神です
律令制の時代には許されなかった墾田の所有を認める文書を幕府が褒美として与えます
その喜びが恩義を受けた人に恥じることはしていけないことに繋がっていると言います

武士から生まれた恥ずべき生き方をしない倫理観が日本人の根底にあると信じたいです


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