昨日京都の朝は今季最低の4.8度まで冷え込んだが日中出かけた現場ではぽかぽか陽気だった

建築設計事務所の日常が細かく描かれる小説「火山のふもとで」(2012) 松家仁之
主人公の若者が師事する建築家は流行に左右されず自然素材を使いディテールを大切にする
彼が1905年完成のマルティン・ニーロップ設計のコペンハーゲン市庁舎について語る
ガラス屋根を架けた明るい空間、装飾的ではなく座り心地を重視した椅子は伝統様式とは違った
それゆえ完成当時は建築界からは不評だったが時を経て今は街のシンボルとなっている
自分が出遭った建築家ともだぶり、建築を始めた若いころが懐かしく思い出される
ヽ(´∀`)ノ